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「神話」を学ぶ意味
昨日は子供たちに日本の神話や昔話を読ませようという話を書きましたが、偶然にも本日届いた新聞「朝雲」平成21年5月14日付のコラム(春夏秋冬)に、神話についての記事がありましたのでお知らせします。

朝雲新聞社: http://www.asagumo-news.com/

このコラムを読んでも、神話を学ぶことが「悪い昔の日本に戻る」というものではなく、私たちの日本をもっと好きになり、良き人間として現在を生きることに繋がるものだと思います。


神話を学ぶ意味」 中谷巌

戦後日本に駐留した連合軍総司令官マッカーサーは、学校で古事記日本書紀にある日本の神話を教えることを禁じた。軍国主義の復活や天皇崇拝の流れを止めるため、というのがその理由であった。

戦後も六十年を過ぎ、日本もそろそろこのトラウマから脱却したいものだ。というのも、神話にはそれぞれの民族のエートスが反映されており、子供たちがそれに全く触れないで育つというのは、「自分たちが何者であるか」を知らないで育つことになるからだ。欧米の学校ではごく普通にギリシャ神話を教えている。神話は歴史的事実ではないが、自分たちが何者であるかを知る一つの手がかりを提供する。しかし、ギリシャ神話が西洋人にとって西洋文明の何たるかを理解するうえで役に立つのなら、日本の子供たちが日本の神話を学ぶことも日本という国を理解する上で有用かつ不可欠まはずである。

実際、ギリシャ神話と日本神話を比較すれば、様々な興味深い相違点が明らかになる。例えば、ギリシャの神々のリーダーであるゼウスはなぜあれほど絶大な権力を有し、かつ、驚くほど闘争的な「男神」なのか。それに対して、なぜ日本神話で神々の頂点に立つアマテラスは「女神」であり、かつ、ゼウスと違って何よりも調和を好み、人を殺めることをあれほど嫌われたのであろうか。

さらに、ギリシャ神話では、神が労働を「苦役」として人間に与えたのに対し、日本の神話では、神々は豊作をもたらすべく人間とともに労働をされる。その結果、日本人にとっては仕事は必ずしも苦役ではなく、喜びとなったのである。もう一つ、ギリシャ神話に出てくる多くの女神が極めて「多情」であるのに、日本の女神がなぜことごとく「貞淑」であるのか。興味は尽きない。

ギリシャ神話と日本神話のこのような差にはどのような意味があり、また、現代人にどの程度受け継がれているのか。答えは簡単ではないが、何といってもいろいろな国の神話の特徴を学ぶこと自体が大変興味深いし、それぞれの民族が健全な自己認識を持つという意味でとても大切である気がする。

(なかたに・いわお=三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長)


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